ー元大学病院職員である20代社会人の医療や福祉に関する備忘録ー

元大学病院職員の20代男子が医療や福祉の事を発信するブログです。

雑記

自己紹介と本ブログの趣旨

自己紹介 大学病院時代に書いた記事 本ブログの趣旨と目的 今後の抱負 自己紹介 初めまして。当ブログを書いておりますRENBIMAと申します。先ず、私が何者か、どういった方を対象にどんな情報を発信したいのかについて話したいと思います。本ブログの2020年…

東大医学部教授の退官記念講演での有名な逸話

医療関連の新書を読んでいた際に、印象的なエピソードが載っていたので、ブログで紹介させて頂こうと思います。 東大教授の退官記念講演での有名な話 専門家と一般人の間では誤診の意味合いが異なる 東大教授の退官記念講演での有名な話 1963年、ある高名な…

余命宣告を受けてから実際にどれくらい生きられるのか

重い病に罹った際に、多くの患者家族にとって「病気が治るのか否か」は何より気掛かりとなると思いますが、その病気が治る見込みがないと判明した際に、「患者があとどれくらい生きられるのか」「余命はどれくらいになるのか」を知りたいと思うのは自然な事…

病院にイケメン医師は本当に存在するのか

当ブログは、医療関連の社会制度を紹介することがメインでしたが、広く医療業界に関する情報も発信していきたいと考えており、一般読者の方にも興味を持って頂けるような記事も少しずつ書いていきたいと思います。さて、今回は「病院にイケメン医師は本当に…

哲学を学ぶ意味について

高校時代までは、「学業成績」や「帰属集団における相対的地位(=スクールカースト)」、「友達の多さ」といった絶対的な評価軸が存在し、そうした世界で生きてきた人間が大学に入学して以降、社会におけるあまりの評価基準の多様さに打ちひしがれるのは通過…

生活保護や既存の福祉制度では救いきれない貧困女性の実態について

生活保護制度について 私の問題意識 現行の社会保障制度の複雑さによる手続きの煩雑性 生活保護制度について 生活保護制度は資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する人に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活…

資本主義社会における持つものと持たざる者の差について

私達は現代のグローバル経済という特定の空間時系列の下で生きていますが、国外に目を向けたところで経済成長に行き詰まり、従来の躍進を遂げることができなくなっているのは先進諸国共通の問題だとアメリカ留学を経て感じた。つまり、メタレベルの視点で考…

年収や学歴が高くて有名企業に勤めていても残念な人達とは

たとえ年収や学歴が高く有名企業に勤めていても、人として尊敬できないなと思うような方々をちらほらと散見します。私は恵まれた環境で生まれ育ったエリートとは本来、《単に社会構造上における上位者ではなく、社会全体に対して貢献や義務を負った存在であ…