所感
僕は時々人類社会のあらゆる場所に蔓延る差別や闘争を乗り越えられる普遍的な正義思想や論理は存在しないものかと考えたりする。 戦争や少数民族迫害、差別といった一連の歴史的な行為の背景を見てみると、どの立場が全面的に100%悪いとかではなくて各々が…
高校時代までは、「学業成績」や「帰属集団における相対的地位(=スクールカースト)」、「友達の多さ」といった絶対的な評価軸が存在し、そうした世界で生きてきた人間が大学に入学して以降、社会におけるあまりの評価基準の多様さに打ちひしがれるのは通過…
生活保護制度について 私の問題意識 現行の社会保障制度の複雑さによる手続きの煩雑性 生活保護制度について 生活保護制度は資産や能力等すべてを活用してもなお生活に困窮する人に対し、困窮の程度に応じて必要な保護を行い、健康で文化的な最低限度の生活…
私達は現代のグローバル経済という特定の空間時系列の下で生きていますが、国外に目を向けたところで経済成長に行き詰まり、従来の躍進を遂げることができなくなっているのは先進諸国共通の問題だとアメリカ留学を経て感じた。つまり、メタレベルの視点で考…
たとえ年収や学歴が高く有名企業に勤めていても、人として尊敬できないなと思うような方々をちらほらと散見します。私は恵まれた環境で生まれ育ったエリートとは本来、《単に社会構造上における上位者ではなく、社会全体に対して貢献や義務を負った存在であ…