I love you.
普通に訳せば、〈貴方が好きです〉となります。
下記の記事を読んでふとなるほどな感じたため、記事にしてみました。
http://oniyomech.livedoor.biz/archives/43904738.html
かの有名な夏目漱石は明治時代中頃、文豪として名を馳せる以前、英語の教師をしていたころのエピソードで、
夏目漱石「だれかこの文〈I love you〉を訳せるものはいないか」
生徒「はい(^O^)/
“私はあなたのことを愛しています”と訳します」
夏目漱石「違う!愚かもの( *`ω´)
日本男児たる者そんな言葉使わないのだ」
生徒「...llllll(-ω-;)llllll
では何と訳せば良いのですか?」
夏目漱石「“月が綺麗ですね”だ」
生徒「おおお( ゚д゚)」
月が綺麗ですねという有名な文言はこの逸話から来ているようです。当時の男性は「好きです」と率直に言わず、情景になぞらえた表現を使っていたそうです。
これを現代の女性に対して用いるとどういう反応になるのでしょうか。調べてみました。
う、うーーん( ̄- ̄;)
結局のところ【言う人とその相手による】ということになりそうですね。
他にも、僕の好きな名言を多く残された昭和の文芸評論家である亀井勝一郎氏による愛に関する知見によると、
> 《人間である限り、愛とは巨大な矛盾であります。
> それなくては生きられず、しかもそれによって傷つく。
>
> あるいは、愛とは偉大な虚偽だと言えましょう。
> これによって人々はむすびつき、同時に最も深刻な敵対関係にさえおちいりかねない。
>
> それはいつか欺かれるのです。他を欺くのみならず、己を欺く。
> われとわが身を窮地に追い込むような作用をもっています。
> この上なく美しく、しかも恐るべきは人間の愛であります。》
難解な表現が多用されていますが端的にいうと、